頭痛に下痢!スーパーバイスマの副作用について

本記事ではスーパーバイスマの副作用についてチェックしていきましょう。

スーパーバイスマは、有効成分であるシルデナフィルとダポキセチンによる作用の影響で頭痛や下痢といった副作用を誘発します。
海外製の医薬品を初めて服用する人からすると「頭が痛い!」となった時、危険な薬を飲んでしまったのではないかと不安になりがち。
しかし、きちんと副作用を知っておけば、飲んだ後に痛みを感じても冷静に対処できます。

薬を飲んだ後に不安な気持ちにならないためにも、スーパーバイスマを飲む前に副作用のことを知っておきましょう。

【スーパーバイスマの副作用一覧表】

循環器 精神・神経系 消化器
ほてり、動悸、頻脈 頭痛、めまい、傾眠 消化不良、下痢、腹痛

※KEEG「医療用医薬品:バイアグラ」より

頭痛はシルデナフィルの作用が影響している

頭痛
頭痛は、血管拡張の作用をもつシルデナフィルによって引き起こされます。

勃起をサポートするシルデナフィルは、血管拡張作用を促進して男性器に十分な血液が行き渡るように環境をととのえます。
勃起しない・なかなか硬くならない・中折れが頻繁に起こるといった症状を抱えている人は、性器に十分な血液が送られていないのも原因のひとつなんです。

血管拡張を行うのは、何も男性器にある血管だけではありません。
作用は体内中にある、あらゆる血管に作用します。もちろん脳内にも。
脳内にある血管が拡張され、太くなると血管を取り巻いている神経が圧迫されて炎症を引き起こします。
この炎症が頭痛なのです。

三叉神経とも呼ばれるこの神経は、顔の触角や痛書く、冷熱感、口腔、鼻の中の感覚を脳に伝達する役割がある神経。
三叉神経に異常が生じると、強い痛みを伴います。

シルデナフィルは勃起をサポートするために、強制的に血管を拡張させる作用があるので頭痛はつきものといっても過言ではありません。

頭痛はドラッグストアの薬で対処できる?

スーパーバイスマに頭痛の副作用はついてまわりますが、頭に痛みを感じながら性行為をしたいと思っている人はいないはず。

そんな人に頭痛に対処できる市販薬を紹介していきます。

・ロキソニン、ロキソニンSプラス、ロキソニンSプレミアム
・イブA錠、イブA錠EX、イブクイック頭痛薬DX
・セデスハイ、新セデス錠
・バファリンA、バファリンプレミアム、バファリンEX

国内の医療機関では、ED治療薬と共に頭痛薬も処方する場合があるようですが、海外通販は個人で判断して購入しなければなりません。
「頭痛薬のために病院はちょっと…」と思っている人は、上記のようなドラッグストアで手軽に購入できる頭痛薬を買っておきましょう。

頭痛薬を飲むタイミングですが、スーパーバイスマと一緒に服用して構いません。
実は、シルデナフィルと頭痛薬の持続時間はだいたい同じです。
また効果を発揮し始めるのも飲んでから30分~1時間後。
そのため頭痛を感じてから飲むよりは、併用して服用すれば未然に痛みを防げる可能性が高くなります。

下痢はダポキセチンが原因?

下痢の副作用
スーパーバイスマの副作用の中には、下痢があります。

下痢はダポキセチンによる影響が大きいといわれています。
ダポキセチンは主に脳内にあるセロトニンに作用して、リラックス状態になるように働きかけます。
幸せホルモンと呼ばれているセロトニンですが、実はそのほとんどが脳ではなく胃にあるということを知っていますか?
胃にあるセロトニンは、異物を排除する役割をサポートしているのです。

ダポキセチンによるセロトニンの濃度を高める作用が働くと、一時的に胃にあるセロトニンも活発に働き始めて下痢の副作用を引き起こしやすくなります。

胃薬を使って対処するのもアリ

スーパーバイスマによって下痢や吐き気といった副作用がツライ場合は、制吐剤や制酸剤、胃粘膜保護剤を服用してみましょう。

・制吐剤
吐き気を抑制する薬で、ナウゼリンやプリンペランといったものがあります。

・制酸剤
胃の痛みや胸やけを解消する薬。オメプラールやタケプロン、パリエットが有名です。

・胃粘膜保護剤
胃粘膜の保護をサポートする薬で、ムコスタやソロンといった薬があります。

スーパーバイスマで下痢や吐き気に悩まされた時は、上記の薬に頼ってみましょう。

プリアピズムに性欲減退?重い副作用もある

重い副作用

スーパーバイスマには、頭痛や下痢、吐き気といったものよりも重い副作用があります。

例えばプリアピズム
ED治療薬に詳しい方なら一度は耳にした経験があるのではないでしょうか。
プリアピズムは勃起持続症とも呼ばれていて、性欲や性的刺激に関係なく勃起が4時間以上続いている状態です。
痛みを伴う場合と、感じない場合がありますがどちらも危険な状態なのですぐに医療機関で診察を受けなければなりません。
その理由は、そのまま性器が壊死してしまう可能性があるからです。

性欲減退の副作用は、ダポキセチンによるものです。
ダポキセチンは早漏に効果を発揮しますが、SSRIといって抗うつ薬として用いらている成分でもあります。
脳内をリラックス状態にするため、そのまま性欲まで減退してしまう可能性があるといわれているのです。

しかし過度に心配する必要はありません!
プリアピズムや性欲減退といった副作用は、どちらも発生頻度不明。
スーパーバイスマを飲んだからといって、かならず発症する副作用ではないのです。