スーパーカマグラゼリーの副作用と対処法

スーパーカマグラゼリーの副作用

本記事ではスーパーカマグラゼリーの副作用について紹介していきます。

【スーパーカマグラゼリー副作用一覧】

循環器 精神・神経系 消化器
ほてりや胸痛、頻脈 頭痛、めまい、傾眠、興奮 吐き気、下痢、胸やけ

主な副作用は上記の通りですが、今回は特に発現しやすいといわれる頭痛やほてり、動悸、胸やけ、下痢についてチェックしていきましょう。

セックス中に「頭痛が酷い!」「吐き気がする」とビックリするよりも、事前に副作用のことについて知っておくのは大切なことです。

これからスーパーカマグラゼリーを飲む人、または副作用に悩まされていた人は副作用が起きるワケと対処法も確認しておきましょう!

血管が拡張されると起きる副作用のナゾ

スーパーカマグラゼリーは、シルデナフィルとダポキセチンを配合しているED・早漏改善薬です。
勃起力にはシルデナフィルが活躍しており、体内中の血流を改善して勃起力をサポートしています。
実は、この血管拡張作用が頭痛やほてり、動悸、胸やけを引き起こす原因なのです。

ここでは血管拡張が起こると、なぜ頭痛やほてり、動悸、胸やけを発現するのか、その理由と対処法をチェックしていきましょう!

頭痛が起きるワケ

副作用による頭痛

シルデナフィルは、血管拡張作用によって体内中の血管を拡張する作用があります。
これは何も男性器だけではなく、脳内にも及びます。
脳内には無数の血管と神経が集まっており、頭痛を発現しやすいといえます。

脳内血管の周辺には、管のように神経がくっついていて、血管が広がるとその神経を刺激。
その時に生じるのが頭痛なのです。

特にスーパーカマグラゼリーの有効成分のひとつであるシルデナフィルは、頭痛を発症しやすい成分といわれています。
これは、国内で行われた臨床試験や外国のデータでも判明しています。

国内のデータでは157例の内、65例に副作用を発症したことが判明して、そのうち約17例が頭痛を感じています。
外国のデータでは823例の内、261例に副作用が発症したことが判明しており、そのうち頭痛を感じたのは109例にも上ります。

25mg 50mg
国内のデータ 7人 13人
海外のデータ 31人 78人

上記の表のように、シルデナフィルは成分量が増えるほど頭痛を発症する確率が高くなるといえます。
スーパーカマグラゼリーは1錠に100mgもシルデナフィルを配合しているため、そのまま飲むと頭痛を発症しやすくなります。
そのため、ピルカッターを用いて成分量を減らしたり、市販される頭痛薬と一緒に併用して痛みを回避しましょう。

ほてりや動悸は効いている証拠?

ほてりや動悸
ほてりや動悸といった副作用も、血管拡張が関係しています。
お酒を飲んだ後や、激しい運動をした後に顔や身体がほてったり、動悸を感じたりした経験は誰にでもあるはず。
スーパーカマグラゼリーも同じような作用が働くため、ほてりや動悸を誘発するのです。
その際、血圧も2~3値ほど低下します。
ほてりや動悸といった副作用は、血管拡張が正常に行われている証拠でもあるので過度に心配する必要はありません。

ほてりに対処するには、室内の温度や寝具をあたためすぎないようにしておきましょう。
また、動悸への対処法は激しい運動を控えるのがオススメ。
しかし、セックス中にいきなり中止するのはできませんよね。
「ちょっとヤバいかも」と感じた場合はスローセックスに切り替えて、ゆっくりと時間をかけてセックスするようにしましょう。
動悸に関しては「苦しい」となるまで無理をしないことです。
心臓が頑張りすぎている状況なので、苦しいと感じた場合はセックスを中止して安静にしてください。

胸やけを感じる理由とは

胸やけ
スーパーカマグラゼリーは、服用すると稀に胸やけの副作用を生じる場合があります。
実は胸やけの副作用も血管拡張作用がかかわっているのです。
シルデナフィルは、陰茎海綿体平滑筋を緩めることで男性器へと血液を送れるように働きかけます。
その際、陰茎海綿体平滑筋以外の平滑筋もゆるめてしまう場合があります。
平滑筋は胃や食道、小腸、大腸、血管壁に存在している不随筋肉のこと。この筋肉がゆるんでしまうと、胃にある内容物が逆流しようとします。
これが胸やけなのです。

シルデナフィルはタダラフィルよりも胸やけの発症率が低いといわれていますが、ゼロではないので注意しておきましょう。

万が一胸やけを感じた場合は、ガスター10やファモチジン錠、タケプロンOD錠を服用して対処しましょう。

セロトニンが刺激されて下痢や吐き気が起きる

スーパーカマグラゼリーには、早漏を改善するダポキセチンも配合しています。
ダポキセチンは、体内で生成されているセロトニンの濃度を高めて早漏症状を改善します。

実は、セロトニンは90%以上「胃腸」に存在しています。ダポキセチンによってセロトニンが刺激され、異物を外へと吐きだそうと身体が反応。
そのため、下痢や吐き気を催すのです。
この副作用は1~2週間すれば慣れてくると言われています。

スーパーカマグラゼリーと全く同じ成分を配合している、スーパーカマグラを飲んだ人の中には下痢を感じている人が多いようです。

副作用を強めてしまう飲み方

間違った飲み方
スーパーカマグラゼリーは、飲み方を誤ると副作用を増強する可能性があります。

たとえば

・お酒と一緒に飲む
・1包まるまる飲む
・連続して飲んでしまう

といった手法で飲むのはNG。
特にお酒はシルデナフィルと同じような血流アップ効果があります。そのため、成分の回りやお酒の回りが早くなって副作用を増強するのです。

また、初めてスーパーカマグラゼリーを飲む人はまるまる1包を飲んではいけません。
スーパーカマグラゼリーは1包に160mgも配合しているため、初めて服用する人は分割してから飲むようにしましょう。