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講演一覧
2月22日
2月23日
2月24日2月22日
大会記念講演 17:00~18:0
- ML 「医工学治療の生い立ちから未来へ」「医工学」とは、医学と工学を合わせた分野を指します。
機械や電気、情報といった工学にまつわる知識・技術を医療に生かすことで、医療の発展・向上に寄与するものです。 -
2月23日
シンポジウム1 9:00~10:30
「再生(バイオ)医療 臨床応用への展開」 - バイオ医療は、病気や老化、事故などで失われた体の組織や臓器の機能を、人工細胞・組織を用いて修復し、機能を取り戻すことを目的として誕生しました。・心筋細胞を用いた再生医療の現状と課題
・バイオマテリアルを用いた再生医療 ーinjectableゲル材料・シート材料の応用ー
・毛包原基の大量調製および毛髪再生医療への応用
・細胞シート工学を用いた腎不全再生医療への展開 -
特別講演1 10:40~11:20
「臨床工学技士養成の現状と今後の方向性~臨床経験と教育経験をもとに~」 - 血液浄化装置や人工呼吸器、人工心肺装置といった生命維持管理装置を扱ったり、その他の医療機器が安全かつ正常に使えるよう保守点検を行なう技術者=臨床工学技士の育成はどのように行なわれているのでしょうか。
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特別講演2 11:30~12:10
「植込型補助人工心臓治療と在宅療養」 - 欧米では、移植を前提としない植込み型LVADの使用実績は10年以上。2012年、アメリカでは年間1000例近い重症心不全患者の治療として使用されました。
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ランチョンセミナー1 12:30~13:30
「透析患者の貧血治療を考える~ESA治療の舞台裏~」人工透析による治療中患者、慢性腎臓病の患者などが、貧血に対してヘモグロビンの値を増加させようとすると合併症のリスクが高まります。
- そのため腎性貧血患者のヘモグロビン(Hb)目標値は、やや低めに設定。目標値へ向けて、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)と鉄剤を使用します。
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シンポジウム2 14:20~15:50
「医工連携:失敗をどう成功に導いたか?」・イノベーションは失敗を伴う
・光線力学療法医師主導治験の経験から
・量産向け補助心臓の試作と挫折、そして新展開
・次世代医療機器・再生医療等製品評価指標と医療機器開発ガイドライン~役立った例と今後の課題~
30周年特別座談会 16:00~17:00
「医工学治療の軌跡、そして今後の展望」
2月23日
シンポジウム3 9:00~10:30
「透析治療における透析膜材質の評価」 - 透析膜として用いられる素材には、再生セルロース、酢酸セルロースといったセルロース由来の素材のほか、ポリメチルメタクリレート、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリアクリロニトリル、ポリスルホンなどの合成高分子があります。
- ・走査型プローブ顕微鏡(SPM)による血液透析膜の3次元迷宮細孔構造観察・溶質の輸送現象から見た透析膜材質の評価・生体適合性から透析膜材質の評価
・ 患者愁訴からみた透析膜材質の評価
・ハイパフォーマンスダイアライザの生体適合性と生命予後~2010年日本透析医学会統計調査の結果から~
特別講演3 10:40~11:20
SL-3 「腹膜透析の進歩と今後の展開」
教育講演1 11:30~12:10
EL-1 「ナビゲーション透析の可能性」
ランチョンセミナー2 12:30~13:30
「術後3日までの感染対策最前線」外科手術後には、予防的な抗菌薬の投与を行ないます。
そのためには皮膚の切開時に、抗菌薬の血中濃度が殺菌に有効な値に達していなくてはいけません。
血中濃度の適切なコントロールには、抗菌薬を投与するタイミングの判断が重要です。・人工膵臓の使用経験~NCGM の臨床使用紹介~
・ 周術期における血糖管理の重要性とは?~外科医の立場から~
スポンサードセミナー 14:20~15:20
「アクセスの長期開存の工夫」 - 血液を脱血・返血するため、患者の体に設ける仕組み=バスキュラーアクセスには、いくつかの種類があります。
とくに、長期開存が期待できる動静脈シャント造設術、血栓除去術、人工血管移植術、カフ型カテーテル留置術などの普及が求められてきました。 - ・バスキュラーアクセスを長期開存させるためのデバイス選択
・Fistula maturation」の個人的解釈 -
2月23日
日本医工学治療学会特別シンポジウム 9:00~11:00
「在宅透析患者の重症化予防と医工学連携(在宅透析患者をどのように支えるか?)」 - 慢性透析患者数は年々増加しており、慢性腎臓病(CKD)は原因疾患を問わず慢性的に進む腎臓病で、腎機能(糸球体ろ過量GFR)のレベルによってステージ1~5期に分けられます。
CKDは脳卒中や心筋梗塞といった心血管系疾患の発症率を高めるため、予防や早期発見、および適切な治療・保健指導によって重症化させないことがカギ。 - 腎疾患対策検討会報告とCKD患者の重症化予防
要 伸也(日本腎臓学会)
地域包括ケアをふまえた在宅腹膜透析とかかりつけ医の連携
正木 浩哉(日本腹膜透析医学会)
在宅透析患者の透析管理と臨床工学技士の役割-遠隔モニタリングの可能性と認 定・専門臨床
工学士制度-
山下 芳久(日本臨床工学技士会)
2018年の診療報酬改定は透析医療にどのような影響を及ぼしたのか
中元 秀友(日本透析医学会)
2020年診療報酬改定と療法選択の推進に向けて
秋野 公造(参議院議員)
よくわかる講座4 11:00~11:30
YW-4 「V-A ECMOの実際」
ランチョンセミナー3 12:30~13:30
「モニタリング機器を活用した血液浄化療法の今後の展開」 - 血液浄化療法が必要な患者には、バスキュラーアクセス(血液を脱血・返血するための人体側の出入り口)が施されています。
特に日本では非生理的なシャントを設置している患者が90%以上。
日本透析医学会によると慢性透析患者は末梢動脈疾患(血液疾患のひとつ)のリスクが高いといわれており、シャント不全や血流異常によって引き起こされるソアサム症候群やスチール症候群に十分な注意が必要です。・ポケットLDFを用いた下肢救済のためのモニタリングの可能性(意義)
・BV計を使用する意義と展開
シンポジウム5 14:20~15:50
「補助循環中の凝固管理」
座長 西中 知博(東京女子医科大学 心臓血管外科)
柏 公一(東京大学医学部附属病院 医療機器管理部)
S5-1 重症呼吸不全に対するECMO中の抗凝固管理
市場 晋吾(日本医科大学付属病院 外科系集中治療科)
S5-2 植込み型補助人工心臓における抗凝血療法管理
市原 有起(東京女子医科大学病院 心臓血管外科)
S5-3 ECMO管理中の抗凝固療法に必要なモニタリング
倉島 直樹(東京医科歯科大学医学部附属病院 MEセンター)
市民公開セッション 16:00~18:00
「医工学治療の未来アイディア」
第1部 座長 佐藤敏夫(桐蔭横浜大学医用工学部教授)
CS-00 医工学治療の未来アイディア 基調講演
阿岸鉄三(東京女子医科大学名誉教授)
CS-01 未来に託す夢の医療技術
斎藤 直(桐蔭横浜大学 医用工学部 臨床工学科)
CS-02 失われた身体機能を人工物で置換する治療の未来
志茂 太亮(桐蔭横浜大学 医用工学部 生命医工学科)
CS-03 医療へのIoTの応用 ―PCPS遠隔監視システムの構築―
武田 敏樹(埼玉医科大学 保健医療学部 医用生体工学科)
CS-04 電磁波吸収スペクトルと細胞タンパク質微小変化からのストレス解析と医療分野への応用
佐藤 広隆(群馬パース大学 保健科学部 臨床工学科)
CS-05 安全向上と負担軽減のための創造アイディア
保科 紀葉(杏林大学 保健学部 臨床工学科)
第2部 座長 阿岸鉄三(東京女子医科大学名誉教授)
CS-06 Checking while Sleeping ~AIによる睡眠学習~
森崎 尭文(東京工科大学 医療保健学部 臨床工学科)
CS-07 穿刺装置の開発
出牛 雅也(新潟医療福祉大学 医療技術学部 臨床技術学科)
CS-08 健康管理のできるAIナノロボットの提案
須田 貴大(日本医療科学大学 保健医療学部 臨床工学科)
CS-09 医療機器のさらなる小型化により変わる未来
田代 智探(神奈川工科大学 工学部 臨床工学科)
CS-10 生物的な特性や機能性の解明と工学技術への応用がもたらす治療システム
郝 若萌(桐蔭横浜大学 医用工学部 生命医工学科)
CS-11 コンタクトレンズと医用画像装置のFuture Generation
曽我部 勇希(桐蔭横浜大学 医用工学部 臨床工学科)
2月23日
一般演題1 9:00~10:00
「血液透析・装置管理」
座長 真下 泰(JCHO札幌北辰病院 ME部)
川原田 貴士(池田バスキュラーアクセス・透析・内科)
O-01 透析訓練システムの小型化と静脈側アクセス部の回路離断による
血液漏出の再現に関する検討
小幡 大輔(JCHO札幌北辰病院)
O-02 当施設における多人数用透析液供給装置の濃度管理
境田 祐太(特定医療法人 あかね会 土谷総合病院 診療技術部)
O-03 UV-LEDによるUVC照射が透析装置内配管の洗浄効果に及ぼす影響
澁谷 有美(北里大学大学院 医療系研究科 医科学専攻)
O-04 オンラインHDFにおける4社多用途透析装置の安全対策について
福留 悠樹(社会医療法人 川島会 川島透析クリニック 臨床工学部)
O-05 積層型ダイアライザ使用時におけるVライン漏れチェックエラーの経験
宮尾 眞輝(医療法人社団前田記念会 石神井公園じんクリニック)
O-06 生物発光式エンドトキシン計「ルミニッツ-ET」の使用評価
黒田 浩樹(名港共立クリニック)
一般演題2 10:00~11:00
「血液透析・VA管理」
座長 小川 智也(埼玉医科大学総合医療センター 腎高血圧内科)
人見 泰正(桃仁会病院 臨床工学部)
O-07 ポータブルエコーの使用性について
小川 晋平(医療法人尚腎会 高知高須病院 臨床工学部)
O-08 駆血による狭窄部血管径と血流機能および治療成績との関連性
田尻 伸弘(特定医療法人 桃仁会病院 臨床工学部)
O-09 HD03を用いて再循環を認めた3症例
元山 勇士(医療法人社団 東仁会 吉祥寺あさひ病院)
O-10 透析モニターHD03とVAエコーを併用した有効使用方法の検討
山田 航平(特定医療法人財団 松圓会 東葛クリニック病院 臨床工学部)
O-11 日機装社製ブラッドボリューム計BVplusの体外循環血流量測定について
濱田 あすか(医療法人尚腎会 高知高須病院 臨床工学部)
O-12 エアレスモニタを用いた脱血不良時の脱血圧評価
入谷 麻祐子(医療法人援腎会 すずきクリニック)
一般演題3 11:10~12:10
「血液透析・手法①」
座長 小川 一(医療法人聡明会 児玉病院 血液浄化センター)
大石 義英(東亜大学 医療学部医療工学科)
O-13 人工腎臓治療における標準化透析量 spKT/Vの2つの算出式の違いについて
坂下 惠一郎(透析医療・技術研究所)
O-14 当院における電解水透析による現況
山下 直哉(医療法人 友秀会 伊丹腎クリニック)
O-15 維持血液透析患者における長鎖脂肪酸のβ酸化効率と4年死亡率との関連
亀井 大悟(東京女子医科大学 医学部 臨床工学科)
O-16 高度肥満を認める小児の循環血液量の予測方法の検討
伴 英樹(東京女子医科大学 腎臓小児科)
O-17 透析液冷却下のプログラム除水で管理し得た無尿の10歳未満女児例
伴 英樹(東京女子医科大学 腎臓小児科)
O-18 起立性低血圧症例に対するレーザ血流計(P-LDF)を用いたプログラム除水の検討
矢野 勝也(特定医療法人 あかね会 中島土谷クリニック 透析センター)
一般演題4 14:50~15:50
「血液透析・HDF・性能評価」
座長 小久保 謙一(北里大学 医療衛生学部)
宮坂 武寛(湘南工科大学 工学部 人間環境学科)
O-19 ヘモダイアフィルタの低分子量蛋白透過性の評価における質量減少率MRRの有用性
坂下 惠一郎(透析医療・技術研究所)
O-20 on-lineHDFにおける補液流量変化による小分子拡散能力について
月安 啓一郎(社会医療法人 北楡会 札幌北楡病院 臨床工学技術科)
O-21 ニプロ社製ATA膜FA210Fecoにおける性能評価および臨床評価
中澤 直人(JA長野厚生連南長野医療センター篠ノ井総合病院 臨床工学科)
O-22 オンラインHDFに間歇補充を行うと溶質除去は変化するのか
大澤 貞利(釧路泌尿器科クリニック)
O-23 膜素材の違いによる後希釈HDFの物質除去特性
成田 暁((医)社団 白水会 須田クリニック)
O-24 エバキュアプラスにおける溶質除去特性の検討
~PDFを想定したin vitro実験による検証~
安部 貴之(東京女子医科大学 臨床工学部)
一般演題5 16:00~16:50
「血液透析・下肢評価・血流計測」
座長 菊地 勘(医療法人社団豊済会 下落合クリニック)
大濱 和也(埼玉医科大学病院 臨床工学部)
O-25 重症下肢虚血(CLI)を呈する血液透析患者に対する自家末梢血CD34陽性細胞移植
による血管再生療法
大竹 剛靖(湘南鎌倉総合病院 腎臓病総合医療センター)
O-26 維持透析患者におけるレーザ血流計によるPAD検出の可能性
齋藤 慎(公立富岡総合病院 臨床工学科)
O-27 透析導入期慢性腎臓病患者におけるABIとSPP(skin perfusion pressure)を用いた
下肢末梢動脈疾患の検討
石岡 邦啓(湘南鎌倉総合病院 腎臓病総合医療センター)
O-28 遠赤外線による血行促進作用の検討
市川 宗賢(医療法人 刀水会 齋藤記念病院 臨床工学科)
O-29 血液透析中のレーザー血流計によるモニタリングの有用性
竹石 康広(医療法人社団菅沼会 腎内科クリニック世田谷 臨床工学部)
一般演題6 17:00~18:00
「その他」
座長 北野 達也(星城大学 経営学部 医療マネジメントコース)
鈴木 聡(神奈川工科大学 工学部 臨床工学科)
O-30 医療用酸素ボンベ残量アラームのニーズと医工連携による開発-信州松本発-
吉澤 光崇(社会医療法人抱生会 丸の内病院 臨床工学課)
O-31 炭酸ガス使用における上部消化管内視鏡検査後の腹部エコーに対する影響
奥園 結(社会医療法人天神会 新古賀クリニック 臨床工学課)
O-32 光線力学的手法を用いた肺癌胸膜播種病変に対する低侵襲診断の開発
北田 正博(旭川医科大学 呼吸器センター)
O-33 医工学とチーム医療~チーム連携によってQOLが改善した1例~
川原田 貴士((医)心信会 池田バスキュラーアクセス・透析・内科)
O-34 タンザニアでの腎移植支援
日高 寿美(湘南鎌倉総合病院 腎臓病医療センター)
O-35 次世代へつなぐ医工学治療~経験則、方法論から導き出された34年を振り返る~
北野 達也(星城大学 経営学部 健康マネジメント系 医療マネジメントコース/
星城大学大学院 健康支援学研究科 医療安全管理学)
2月24日
シンポジウム6 9:00~10:30
「ダビンチロボット手術の最前線」
座長 田邉 一成(東京女子医科大学病院 泌尿器科)
宇山 一朗(藤田医科大学 総合消化器外科)
S6-1 ロボット支援腎部分切除術の最適化
高木 敏男(東京女子医科大学 泌尿器科)
S6-2 呼吸器外科におけるロボット手術
神崎 正人(東京女子医科大学 呼吸器外科学講座)
S6-3 上部消化管および膵疾患に対するロボット手術の最前線
宇山 一朗(藤田医科大学 総合消化器外科)
S6-4 婦人科領域におけるロボット支援手術の現状と今後の展望
近藤 英司(三重大学医学部附属病院 産科婦人科)
I-HDF研究会共催企画特別講演 10:40~11:40
「「支える力」~青山学院陸上部寮母として~」
司会 中元 秀友(埼玉医科大学病院 総合診療内科)
演者 原 美穂(青山学院大学 陸上競技部)
共催:I-HDF研究会
ランチョンセミナー4 12:00~13:00
「遠隔医療が拓く近未来の透析医療」 - 人工透析は、1度に4~5時間の治療を受けるために週3回の通院が必要です。
しかし住まいの近くに適切な医療機関がない場合には、治療を受けるために移動だけで数時間を要する人も。
透析患者の健康とQOLを守るためにも、透析専門医と地域の医療機関との連携による遠隔透析の発展が求められています。
特別講演4 13:10~13:50
SL-4 「もののインターネット化(Iot)で実現する次世代手術室SCOT」
司会 村杉 雅秀(東京女子医科大学 呼吸器外科)
演者 村垣 善浩(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所/脳神経外科)
シンポジウム7 14:10~15:40
「Vascular Accessに関するデバイスの進歩」
座長 天野 泉(名古屋バスキュラーアクセス天野記念診療所)
廣谷 紗千子(森下記念病院 透析血管外科)
S7-1 Vascular Access治療のデバイス選択
日野 裕(新大阪バスキュラーアクセス日野クリニック)
S7-2 AVG with Graft Insertion TechniqueにおけるGraftの選択
野口 智永(吉祥寺あさひ病院 バスキュラーアクセスセンター)
S7-3 VAIVT領域におけるデバイスの進歩
甲斐 耕太郎(東京女子医科大学 腎臓外科)
S7-4 過疎地域の透析施設におけるVascular Access治療―進歩したデバイスの活用―
花房 雄治(のぞみ記念 下田循環器・腎臓クリニック)
2月24日(日) 第2会場 Hall EAST
ワークショップ2 9:00~10:10
「体組成分析装置を用いた透析患者の管理法」
座長 川合 徹(医療法人 中央内科クリニック)
金山 由紀(埼玉医科大学総合医療センター 臨床工学部)
W2-1 バスキュラーアクセス管理における体組成分析装置の活用
川原田 貴士(池田バスキュラーアクセス・透析・内科)
W2-2 身体組成分析装置MLTを用いた新しい患者管理法
柴田 昌典(光寿会リハビリテーション病院)
W2-3 体成分分析装置InBodyS10を用いた患者管理法
若山 功治(東京女子医科大学 臨床工学部)
W2-4 BIA法における位相角(Phase angle)を用いた患者管理法
上野 幸司(医療法人社団医弘会 かわしま内科クリニック)
特別講演5 10:10~10:50
SL-5 「サイボーグ時代の人生論。分身ロボットが作る未来」
司会 佐藤 元美(新城市民病院)
演者 吉藤 健太朗(株式会社オリィ研究所)
教育講演2 11:00~11:40
EL-2 「救急・集中治療における血液浄化法の現状と未来」
司会 金子 岩和(東京女子医科大学病院 臨床工学部)
演者 松田 兼一(山梨大学医学部 救急集中治療医学講座)
ランチョンセミナー5 12:00~13:00
「末期腎不全治療への電解水素水の応用~電解水透析と水素腹膜透析~」 - 腎不全患者に対する電解技術を応用した治療研究
透析自における臨床的な効果や安全性に大きな違いは見受けられませんが、電解水透析群では高血圧の改善と1日あたりの降圧薬投与量の減量が確認できました。
平均観察期間(3.28年)のなかで、91件の死亡および心脳血管病が確認されました(電解水透析群41件、通常透析群50件)。
電解水透析群では、通常透析群と比べて死亡・心脳血管病の発生が41%減の結果に。
電解水透析は、慢性透析患者の心脳血管病を抑えて、患者予後の改善が期待できるとわかりました。
集中治療分科会 13:10~15:10
「集中治療における次世代へつなぐ医工学治療」
司会 松田 兼一(山梨大学医学部 救急集中治療医学講座)
相馬 泉(東京女子医科大学 臨床工学部)
C-1 異なる医療機器の出力データを統一したIoTプラットフォームの活用に関する検討
松田 真太郎(埼玉医科大学国際医療センター MEサービス部)
C-2 NO吸入療法における各人工呼吸器のNO消費量の検討
三春 摩弥(山形大学医学部附属病院 臨床工学部)
C-3 非接触式血液ポンプによる機械的補助循環法の発展
築谷 朋典(国立循環器病研究センター 人工臓器部)
C-4 医療VRによる医療機器操作シミュレータの開発と課題
田仲 浩平(東京工科大学医療保健学部 臨床工学科)
C-5 ECMO使用中の医療機器の多様化と将来
安部 隆三(千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学)
C-6 医療安全を考慮した血液浄化装置の課題と展望~求められる機能と標準化~
峰松 佑輔(大阪大学医学部附属病院 臨床工学部)
2月24日
特別講演6 9:00~10:00
SL-6 「透析排水管理について」人工透析装置の洗浄には、酢酸や次亜塩素酸ソーダといった薬剤が用いられます。
その結果、排水が酸性あるいはアルカリ性に変性。水素イオン濃度(pH)が水質汚濁防止法で定められた排除基準に達していないケースがあります。
酸性にかたよった透析排水が下水道の流出により、汚水ますや管きょを腐食。下水道管の腐食・劣化が問題となっています。
シンポジウム8 10:10~11:40
「ハイフローセラピー(HFNC)の現状、そしてこれから・・・」
座長 野村 岳志(東京女子医科大学 集中治療科)
井上 博満((公財)日産厚生会玉川病院 臨床工学科)
S8-1 ハイフローセラピー(HFNC)の現状、そしてこれから(仮)
赤司 俊介(独立行政法人国立病院機構東京病院 呼吸器センター)
S8-2 HFNCの安全管理に必要なこと~臨床工学技士の立場から~
関根 広介(亀田総合病院 医療技術部 ME室)
S8-3 院内―在宅へ大きく期待するHFNC
秋山 紗知(社会医療法人大和会 東大和病院)
S8-4 HFNC併用で広がるリハビリテーション~理学療法士の立場から~
喜古 勇((公財)日産厚生会玉川病院 リハビリテーション科)
ランチョンセミナー6 12:00~13:00
「透析患者における低栄養・消耗関連病態~貧血管理を含めた現状と対策~」透析患者の高齢化と共に、低栄養の患者が増えているという課題があります。
さらにフレイル(虚弱)という考えに注目が集まっており、健康寿命の延長を目指すためにも栄養状態の管理と適切な透析方法の選定が大きな課題となっています。
栄養状態の評価には、おもに血清アルブミン値やGNRI(Geriatric Nutritional Risk Index)が用いられます。
一般的な低栄養の状態とは、血清アルブミン値が3.5g/dL以下、またGNRI91未満。
日本透析医学会の調査では、全透析患者のおよそ35%、75歳以上ではおよそ50%が3.5g/dL未満だと報告されています。
さらに、低栄養状態が続いて血清アルブミン値が3.2g/dLを下回ると、フレイルに陥るリスクが1.89倍に上昇するという結果もあります。
よくわかる講座5 13:10~13:40
YW-5 「V-V ECMOの実際」
よくわかる講座6 13:50~14:20
YW-6 「人工呼吸器管理中の呼吸リハビリテーションの実際」
一般演題7 14:40~15:30
「呼吸療法・システム管理」O-40 スマートグラスとエッジコンピューティングを利活用した人工心肺業務の働き方改革の試み
O-36 透過光強度解析による拍動を要しない組織酸素飽和度推定の検討
O-37 NPPV療法におけるカプノストリームの有用性
O-38 高流量酸素療法(High Flow Therapy)におけるネーザルデバイスの選択
O-39 通信機能付バイタルサイン測定機器の導入 ~IT活用による業務効率化をめざして~
2月24日一般演題8 10:00~11:00
「ME機器」
座長 三浦 俊二(済生会福岡総合病院 臨床工学部)
酒井 基広(東京女子医科大学 臨床工学部)
O-41 無線LAN式セントラルモニタ導入後トラブルの検証
真砂 京平(医療法人 鉄蕉会 亀田総合病院)
O-42 CEによる医用テレメータ一括管理体制の取り組み
岩崎 豊(社会医療法人 輝城会 沼田脳神経外科循環器科病院 臨床工学課)
O-43 AED・心電図モニタの時刻統一を目指して
山之内 康浩(医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院 診療技術部 臨床工学科)
O-44 輸液ポンプチェッカーIP testerの評価
宮澤 ありさ(埼玉医科大学 総合医療センター 臨床工学部)
O-45 当院の消化器内視鏡ビデオスコープの故障原因の分析
齋藤 夏実(新城市民病院 診療支援部 臨床工学課)
O-46 消化器内視鏡スコープの保守管理に関わる一考察
木村 建国(熊本赤十字病院 臨床工学課)
よくわかる講座7 11:10~11:40
YW-7 「LVADの実際」
司会 雨宮 利貴(東京女子医科大学病院 臨床工学部)
演者 黒澤 秀郎(東京大学医学部附属病院)
ワークショップ3 13:10~14:40
「補助循環のコツと落とし穴」
座長 松宮 護郎(千葉大学大学院医学研究院 心臓血管外科学)
西村 元延(鳥取大学医学部 器官再生外科学)
W3-1 MEの視点から見たPCPSのコツと落とし穴
百瀬 直樹(自治医科大学附属さいたま医療センター 臨床工学部)
W3-2 重症呼吸不全に対するECMOのTips and Pitfalls
市場 晋吾(日本医科大学付属病院 外科系集中治療科)
W3-3 急性心不全に対するtemporary VAD装着のコツ
斎藤 俊輔(国際医療福祉大学医学部 心臓外科)
W3-4 Impellaの適応と使用上の注意点
西村 隆(東京都健康長寿医療センター 心臓外科)
W3-5 植込型補助人工心臓治療のコツと落とし穴
松宮 護郎(千葉大学大学院医学研究院 心臓血管外科学)
一般演題9 14:40~15:40
「体外循環・手術室」
座長 西田 博(東京品川病院 リハビリテーション科)
安野 誠(群馬県立心臓血管センター 技術部)
O-47 サーモカメラを用いたエネルギーデバイスのシャフト部温度上昇に関する検討
石川 裕亮(医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院 診療技術部 臨床工学科)
O-48 当院手術室における電源プラグの抜け落ち対策
粟根 康平(医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 医療技術部 ME室)
O-49 当院における手術支援ロボット導入から現在までの実績から見る今後の課題と展望
武市 和真(徳島県立中央病院 医療技術局 臨床工学科)
O-50 新型IABP装置の心拍変化に対する応答性の比較検討
田島 行雄(群馬大学 医学部 附属病院 MEサプライセンター)
O-51 当院での両心VADに対するデバイスの選択
濱口 真和(熊本赤十字病院 臨床工学課)
O-52 院外CPAに対するECPR導入までの経過時間による離脱率等の比較検討
齋藤 拓也(東京医科大学 八王子医療センター 臨床工学部)
2月24日(日) 第5会場 Terrace Room
一般演題10 9:00~10:00
「血液透析・VA」
座長 久木田 和丘(社会医療法人北楡会 札幌北楡病院)
池田 潔(池田バスキュラーアクセス・透析・内科)
O-53 血液浄化療法施行時の直接穿刺について
柴原 宏(相模原協同病院 血液浄化センター)
O-54 シングルニードル法における再循環に関する検証
三輪 泰之(埼玉医科大学 保健医療学部 臨床工学科)
O-55 異なるトリプルルーメンカテーテルにおける送脱血性能の比較検討
山本 仁志(埼玉医科大学国際医療センターMEサービス部)
O-56 カフ型カテーテル『Palindrome Precision』使用時における機能不全の検討
柴原 奈美(橋本みなみ内科本院)
O-57 Bracho-basilic AVG作製後の流出路狭窄解除後にsteal症候群を
発症し、Graft縫縮が有効であった1例
櫻間 教文(重井医学研究所附属病院 外科 ダイアライシスアクセスセンター)
O-58 当院でのエコーガイド下PTAへの取り組み
古賀 幸雄(医療法人幸善会 前田病院 臨床工学課)
メインテナンス技術分科会 10:10~11:40
「透析液清浄化と災害対策」
司会 芝田 正道(東京女子医科大学東医療センター 臨床工学部)
石森 勇(東京女子医科大学 臨床工学部)
M-1 災害時の透析用水作製装置における各構成ユニットの管理方法について
菅野 有造(新松戸中央総合病院 臨床工学科)
M-2 わが国の水道に係る諸制度ならびに災害対策について
島崎 大(国立保健医療科学院)
M-3 災害時において透析医療を継続するために ~大規模災害と透析医療について~
岡本 裕美(東邦大学医療センター大橋病院 臨床工学部)
一般演題11 13:30~14:30
「血液透析・体組成・除水管理」
座長 松金 隆夫(帝京短期大学 臨床工学専攻)
村上 淳(東京女子医科大学 臨床工学部)
O-59 透析患者の携帯型身体組成分析装置を用いた脂肪量・四肢骨格筋量の評価 第2報
齋藤 夏実(新城市民病院 診療支援部 臨床工学課)
O-60 InBody-S20使用における透析患者の標準化DW算出の試み
上野 幸司(医療法人社団医弘会 かわしま内科クリニック)
O-61 体成分分析装置In-Body S10を使用した透析患者の筋肉量の評価
細谷 広海(橋本クリニック)
O-62 透析前後における体組成分析測定値の検討
村石 大樹(埼玉医科大学病院 臨床工学部)
O-63 日機装社製 BV-UFC機能の使用経験
奥田 圭三(医療法人社団 大誠会 サンシャインM&Dクリニック)
O-64 非侵襲連続心拍出量計StarlingSVによる血液透析時至適除水量についての検討
牧野 翔太(湘南鎌倉総合病院 ME室)
一般演題12 14:40~15:40
「血液透析・手法②」
座長 花房 規男(東京女子医科大学 血液浄化療法科)
塚本 功(埼玉医科大学国際医療センター MEサービス部)
O-65 逆濾過を用いた血液濾過器ライフタイム延長法に関する検討
宮坂 武寛(湘南工科大学 工学部 人間環境学科)
O-66 当院におけるAN69ST膜とPMMA膜による患者重症度評価と予後の比較検討
用貝 俊和(近畿大学医学部附属病院 臨床工学部)
O-67 血液透析における無抗凝固療法の分析:単施設後方視記述研究
須鎌 香里(医療法人 鉄蕉会 亀田総合病院 ME室)
O-68 各種透析療法開始2時間後および4時間後におけるイオン化Caとイオン化Mgの変動
岡田 大佑((社医)川島会 川島病院 臨床工学部)
O-69 in vitro実験によるエバキュアープラスEC-4Aを用いたSePEとPDFの比較
荒井 祐人(東京女子医科大学 臨床工学部)
O-70 Plasma Filtration with Dialysis(PDF)における溶質除去特性及び
適正置換液推算の試み~in vitro実験~
岡澤 圭祐(東京女子医科大学 臨床工学部)